第一回大会の様子
大会プログラムのダウンロード(参考)
2006年11月15日(水)13:00〜17:15 プレゼンテーション、ロボットカー展示 2006年11月16日(木) 9:00〜13:00 ロボットカー走行競技
大会初日には、参加チームによるプレゼンテーションが行われました。プレゼンテーションはコンテストの一部であり、 審査員の先生方により発表内容などが評価されます。 今回は、審査員として 千葉工業大学の林原先生、 三菱電機株式会社の瀧口様、 電子航法研究所の坂井様 にお越しいただきました。 競技をして終わりというだけのコンテストではなく、他の参加チームの取り組みを知ることのできるプレゼンテーションは、 技術交流という意味でも審査員の皆様に高い評価をいただきました。 尚、各チームのテクニカルペーパーは、GPS/GNSSシンポジウム2006の 予稿集 に掲載されていますので、興味のある方はご参照ください。
プレゼンテーション終了後に、明日の走行競技のフィールドマップとWaypointが初めて公開されました。 ロボットカーは、この未知のコースを自律的に走破しなければなりません。 各チームとも、夜を徹しての最終調整が続きます。
大会二日目の走行競技は、天気に恵まれ、早朝からの開催となりました。 走行競技では、前日にアナウンスされた複数のWaypointを、競技時間内にできるだけ多く通過する正確さと速さを競います。 在らぬ方向へ進んでしまうロボットカーが続出する中、防衛大チームのTeam Smart Dumpと八代高専のイエローチームβが、見事に 全てのWaypointを通過し、会場を沸かせました。自律走行ロボットという挑戦的な課題にも関わらず二台ものロボットが完走し、 次回大会への期待が膨らみます。
走行競技後の昼食会では、うまく走行できたチームもそうでなかったチームもお互いの労を労いました。 昼食後には、シンポジウム会場にて参加者の皆様の前で表彰式が行われました。 第一回大会では、プレゼンテーションと走行競技で共に優秀な成績を収めた防衛大チームが総合優勝に輝きました。
コンテストである限り、競技の結果を喜ぶチームもいれば、悔やむチームもあったかと思います。 しかし、各チーム同じ課題に取り組んできたこともあり、大会は大いに盛り上がりました。 シンポジウムのイベントとして初めての試みということもあり、運営面で至らぬ点も多々ありましたが、 このような教育、交流の機会を提供できたことをうれしく思います。 次回大会では、今回の経験を生かしより充実したコンテストを目指しますので、 多くの参加チームのチャレンジをお待ちしています。
競技フィールド
走行競技は、シンポジウム会場である越中島会館に隣接するテニスコートで開催されました。 コートは全部で4面あり、広さも十分。オープンスカイで、GPS信号の受信は良好です。 競技フィールドの詳細および主要ポイントの座標値はこちらをご参照ください。 >>競技フィールドマップ(参考)
競技規則
競技規則のダウンロード(参考)